痔になりやすい人の傾向とは?

更新日2023.08.19

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▼ 痔(じ)とは

肛門やその周辺部分の疾患のこと

痔(じ)とは

痔は年齢や性別に関係なく誰でも起きる病気で、日本人の3人に1人は痔に悩まされていると言われるほど多い病気です。便秘をしやすい女性や産後の方は痔になりやすい傾向があるようです。
痔には大きく分けると下記の3タイプに分類されます。

〇いぼ痔(痔核) 肛門の血管が腫れる状態
〇切れ痔(裂肛) 肛門が硬い便で裂けた状態
〇あな痔(痔ろう) 肛門の中と皮膚の間に細菌が入りトンネルができてしまう状態

痔は基本的に慢性疾患と言われており、一度完治しても再び痔に悩まされることがあります。

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▼ 痔になりやすい人の特徴

痔になりやすい人の特徴

痔に悩まされる方は多いものの、そのうち通院して治す方は5割も満たないと言います。命に関わる病気でないことや、病院での治療に抵抗がある、我慢すればいずれ治ると言った理由があるようです。

ただしあまりに酷い状態で放置していると手術を必要とする重症となるケースもあるため、やはり専門医で治療を行うことをお勧めします。

以下のようなことが当てはまる方は、痔になる可能性が高いため注意する必要があります。

  • ストレスをためやすい方
  • 刺激の強い食べ物が好きな方
  • デスクワークが多くほとんど動くことがない方
  • 喫煙や飲酒が好きな方
  • 睡眠時間が少ない方
  • 便秘気味の方や下痢気味の方

痔は内服薬外用薬などでも症状を抑えることはできますが、最も大事なことは痔にならないための生活習慣の改善です。心当たりのある方は再発を予防するためにも規則正しい生活を心がけるようにしましょう。