喉を意味する咽頭と喉頭が専門の耳鼻咽喉科とは?

更新日2023.12.20

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耳鼻咽喉科とは

主に首から上の領域の病気や形態に影響することが多く、臨床医学上からも特異な位置を占める専門科のこと

診療範囲としては、耳、鼻・副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管、食道、唾液腺・甲状腺など頭頸部領域の病気をはじめとしてアレルギー、めまい、顔面麻痺、いびき、声とことばや飲み込みの異常などです。

五感のうち嗅、聴、味の3覚に直接関係するとともに、言語や視覚、平衡機能にも関係が深い。顔の容姿にも関係があり、形成外科や口腔外科などとも連携することがあります。

耳鼻咽喉科は、関連するそれぞれの頭文字で構成されています。

  • 耳科学…聴力や平衡機能など耳に関する病気や症状を扱います
  • 鼻科学…アレルギー性鼻炎や鼻出血(鼻血)など鼻に関する病気や症状を扱います
  • 咽頭科学…咽頭付近に発症する扁桃炎や咽頭炎などの病気や症状を扱います
  • 喉頭科学…喉頭付近に発症する喉頭癌や声帯ポリープなどの病気や症状を扱います

※咽頭…鼻腔、口腔、食道と喉頭に挟まれた部分
※喉頭…咽頭と気管に挟まれた部分

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▼耳鼻咽喉科へ相談する主な症状

聞こえが悪い(耳鳴りが止まないなど)
耳が痛い(耳内の出血など)
耳垂れする
耳が痒い
左右の聞こえ方が違う
耳づまり(耳閉感)
 など
鼻、顔 鼻水が止まらない
鼻づまり(鼻閉)
鼻出血(前触れなしに鼻血が出る)
臭いの感覚が鈍い
顔が引きつる(神経性の麻痺など)
顔に痛みがある(腫れや充血など)
 など
口、喉 口内に痛みがある(口内炎や膿など)
食べ物が喉を通らない
味覚の感覚が鈍い
喉が痛い
声のかすれが治らない
平常時でも息苦しい
 など

耳鼻咽喉科は診療範囲が広く、あらゆる診療科に関わりがあります。耳、鼻、喉に何らかの支障が出た場合には、速やかに専門医へ相談しましょう。

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