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循環器外科とは?扱う主な病気と循環器内科との違いを分かりやすく解説

更新日2026.01.14

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▼ 循環器外科とは

心臓や血管の病気を治療する科目のこと

心臓や血管の病気の手術を専門とする循環器外科は、心臓弁膜症、狭心症、大動脈瘤など対象となる主な疾患や外科的治療を行います。

代表的な専門医制度として、日本循環器学会認定の循環器専門医があります。

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▼ 手術が検討される代表的な心臓・血管の病気

循環器外科では、主に薬物療法だけでは完治が難しい、構造的な異常を伴う心臓や血管の病気を手術によって治療します。

循環器外科の主な疾患は下記の通りです。

虚血性心疾患 病気:心臓を栄養する冠動脈の病気に起因する狭心症や心筋梗塞、それに伴い起こる心不全や弁膜症など
手術:冠動脈バイパス術や左室形成術
心臓弁膜症 病気:弁の狭窄や閉鎖不全によって起こる心不全など
手術:弁置換術や弁形成術
先天性心疾患 病気:生まれつきの心臓の構造異常
心房中隔欠損症や心室中隔欠損症、複雑心奇形など
手術:外科治療
大動脈疾患(胸部、胸腹部、腹部) 病気:大動脈解離や大動脈瘤などの大動脈の病気
手術:人工血管置換術や、低侵襲な治療である血管内治療(ステントグラフト)
末梢血管疾患 病気:閉塞性動脈硬化症、バージャー病などの動脈疾患、静脈瘤などの静脈疾患
手術:外科治療
重症心不全 病気:急性心筋炎、拡張型心筋症などによる重症心不全
手術:外科治療
その他の疾患 病気:その他心臓腫瘍や感染性心内膜炎などの病気
手術:外科治療

▼ 循環器内科と循環器外科、どちらを受診すべき?

循環器内科と循環器外科は同じ循環器を扱いますが、内容が異なります。

  • 循環器内科(診断・カテーテル・薬物治療)
    :主に心電図やエコーで診断を行い、薬によるコントロールや、カテーテル(細い管)を用いた低侵襲な治療を担当します。
  • 循環器外科(手術による根本治療)
    :内科的治療だけでは不十分な場合や、直接メスを入れて修復する必要がある場合に、外科手術による根本的な解決を目指します。

多くの場合、まずは循環器内科を受診して検査を受け、手術が必要と判断された際に循環器外科へ紹介されるのが一般的な流れです。