突き指の応急処置は冷やす?温める?

更新日2024.05.20

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▼ 突き指を医学用語的に言うと?

突き指を医学用語的に言うと?

球技をしているときに起こりやすい突き指ですが、痛みの箇所や痛みの具合により治療方法が異なります。突き指で骨折していることも考えられるため、慎重に判断する必要があります。

指の第1関節はDIP関節と呼ばれており、第2関節はPIP関節と呼ばれております。一般的に突き指は第2関節を痛めることが多く、関節にある骨同士を覆うように側副靭帯を有し、この箇所を痛めることがほとんどです。そのため突き指を医学用語的に言うと、手指関節側副靭帯損傷またはPIP関節側副靭帯損傷となります。

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▼ 突き指の応急処置は冷やす?温める?

突き指の応急処置は冷やす?温める?

突き指の応急処置は、患部を動かさず安静にしておくことが大切です。無理に引っ張ったり動かしたりすることは、治りが遅くなるだけでなく指が変形してしまう恐れもあるため、やってはいけない行為になります。

突き指は冷やすことを推奨しておりますが、冷やし過ぎには注意が必要です。患部の症状に合わせて徐々に温めるようにしましょう。患部の血流を良くすることで、組織回復を高めていく効果が見込まれております。

指の腱が切れている場合は、6~8週間は安静にする必要がありますが、軽度の突き指であれば、概ね1~2週間程で回復すると言われております。何週間も痛みが残るようであれば、整形外科に相談するようにしましょう。