▼ 救急車を呼ぶタイミング
救急車は、傷病者を収容して緊急走行で病院などの医療機関まで搬送します。
突然の重い病気や大きな怪我をした人を、車内にいる救急隊が応急手当を行いながら適切な医療機関に搬送するのが救急車の役割です。
救急車を呼ぶタイミングは、命の危険な状況にあり緊急性が高いと判断したときです。
しかし、一見具合が悪いだけに見えていて救急車を呼ばなかった場合に、時間の経過とともに状況が悪くなり命を落としてしまうケースもあります。
明らかに症状の軽い場合を除き、判断に迷う場合にはかかりつけ医に相談しましょう。
相談する場合は名前と現在の症状を伝えて判断を仰ぐようにします。
一刻を争うような緊急時には迷わず119番をしてください。
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以下は、救急車を呼ぶべき状況を高齢者・大人・こども別にしたものです。
出典:消防庁ホームページ(救急車利用リーフレットより)
▼ 安易に救急車を呼ぶとどうなる?
救急車は常に配車できるわけではありません。
緊急ではない場合に救急車を呼んでしまった場合は、緊急で本当に必要な方のもとへ到着するまでの時間が長くなり、対応が遅れてしまいます。
救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽症という現状もあり、緊急を要する方のためにも救急車の適正な利用を心がけましょう。
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