筋膜リリース注射は、生理食塩水のような水を、筋膜に注射して、筋膜に潤いを与えて、筋膜同士のくっつきを剥がす働きがあります。
肩凝りや、首回りの痛みなどは、筋膜の厚く重なっている場所に痛みを引き起こします。
痛みは、筋膜リリース注射後すぐに効果が現れ、注射をした辺りの痛みが和らぎます。
また、副作用に関しては、注射に使われる生理食塩水が、人間の体液に近い塩分濃度なため、副作用の心配はほとんどありません。
さらに、ぎっくり腰や寝違えなど急性の筋肉の痛みにも効果があると言われています。
筋膜リリース注射の費用は、基本的に自費診療(保険診療のところもあります)となり、それぞれの医院にもよりますが、\5,000前後のところが多いようです。
また、効果については個人差があるため、1回で効果が見られる方もいれば、改善されない方もいるようです。
腰痛に関しては、およそ80%の方が効果を実感できたと言われています。
このように筋膜リリース注射は、副作用の心配がなく、デメリットの少ない治療法と言えるでしょう。