▼ O脚とX脚について
結論から申しますと、子どものO脚とX脚は必ず治療が必要というわけではありません。
病院に連れてこられる子どもの90%以上は、生理的なO脚やX脚のため成長とともに、ほとんどが自然に矯正していきます。
赤ん坊の場合は、母親のおなかの中で下肢を丸めているため、生まれたときは誰もがO脚であることが一般的です。またこの状態は2歳頃まで続く場合がほとんどです。
幼児の場合は、個人差はありますが、2歳頃からX脚となり7歳頃には徐々に成人の脚に近づいていきます。
O脚やX脚の度合いは、個人差や成長過程、食事や生活習慣などにより異なります。
心配しすぎるあまり装具療法やマッサージなどを安易に使用することがないようにしましょう。
あまりにも他の子どもと様子がおかしい場合は、整形外科の専門医に相談することをおすすめします。
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