ウイルス性肝炎(ういるすせいかんえん)|用語集

医療に関する業界の専門用語等、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。外科・整形外科等の病院に関する用語について紹介しています。ご自由にお役立て下さい。

ウイルス性肝炎(ういるすせいかんえん)

ウイルス性肝炎は、A、B、C、D、E型の5つがあります。

感染経路 種 類 特 徴
経口感染 (慢性化しない) A型肝炎ウイルス(HAV) 日本で多い急性肝炎
E型肝炎ウイルス(HEV) 海外旅行(特に東南アジア)で感染の他に、野生のシカ、イノシシやブタの生肉を食べると感染することが知られている。
血液感染 (慢性化することがある) B型肝炎ウイルス(HBV) 大人の感染では急性肝炎、母子間感染や乳幼児期感染では慢性化する。
C型肝炎ウイルス(HCV) 感染すると約80%は慢性化する。
D型肝炎ウイルス(HDV) D型ウイルスのみでは増殖できないためB型肝炎ウイルスキャリアに感染する。日本ではきわめて少ない。
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