泌尿器科について

タイトル:泌尿器科とは
泌尿器科とは
泌尿器科とは、尿に関連した器官や、生殖器に関連した病気などを専門とする科です

男性と女性では身体の構造は異なりますが、腎臓・膀胱・尿管は共通しているためどちらでも受診は可能です。一般的には男性が受診する診療科と思われておりますが、女性の患者もおります。診療を気にされる方は産婦人科へ相談すると良いでしょう。

【泌尿器科に関するコンテンツ】
▼泌尿器科で対応する病気や症状

【男女共通の病気・症状】

  症状
顕微鏡的血尿 尿検査にて血が混じっている状態。
慢性膀胱炎 排尿時の不快感や痛み、頻尿、残尿感などが慢性的に起こる症状。
放射性膀胱炎 何度もトイレに行きたくなったり、排尿した後に痛みや残尿の感じがある症状。
副腎腫瘍 副腎に腫瘍がある状態。通常は痛みなどなく見た目にはわからない。
尿路結石 排尿時に激しい痛みや血尿が起こったり、吐き気や嘔吐を伴うこともある。
肉眼的血尿 排尿時に目で見て血の色が認識できるもの。
腎血管性高血圧 急速な血圧上昇をきたし、激しい頭痛に襲われる。
腎のう胞 腎臓にできる水ぶくれのこと。特に症状などはない。
神経因性膀胱 頻尿、尿失禁、排尿困難など蓄尿と排尿の膀胱機能がうまく働かなくなる病気。
後腹膜腫瘍 初期症状がなく、腫瘍が増大すると腹痛、嘔気、嘔吐、便秘、排尿障害などの症状。

【男性の病気・症状】

  症状
包茎亀頭包皮炎 包茎が原因で亀頭から包皮部分に細菌がたまり、発症する病気。
尿道狭窄 尿が出にくかったり出るのに時間がかかったりする排尿障害が起こる。
前立腺肥大症 排尿障害により夜何度もトイレに行ったり、出方が悪かったり、残尿感がある。
前立腺癌 前立腺肥大症とほぼ同じ排尿障害の症状。
前立腺炎 頻尿、排尿痛、残尿感などがみられる。
精巣癌 精巣にできる癌。精巣にしこりがあったり、痛みのない腫れができたりする。
精系静脈瘤 男性不妊症患者の約40%に見られ、陰のうの違和感や鈍痛を自覚することがある。
急性尿道炎 排尿痛、尿道の違和感、尿道から膿が出たりする。
急性精巣上体炎 陰のう全体に痛みが広がり、赤く腫れてくる。
陰茎折症 陰茎が折れたような感覚を感じ、海綿体の広い範囲に赤や紫色の腫れが認められる。
陰のう水腫 陰のうに痛みはなく、腫れてきたり重く感じることがある。
ED(勃起不全) 中折れや途中で萎えてしまう症状で射精前に機能が追い付かず、満足に性行為を行えないことなど。

【女性に多い病気・症状】

  症状
膀胱膣瘻 膀胱と膣との間に穴ができ、尿が膣に流れてしまい漏れてしまう症状。
膀胱脱 初期症状はなく、程度が進むと骨盤や膣の圧迫されるような違和感や残尿感にもなります。
遊走腎 立ち上がった際に、腎臓の位置が通常の人よりもさらに下垂する症状で、鈍い痛みや腹部の膨張が見られる。
傍外尿道腫瘤 尿の出口に接しその片側あるいは両側にできる嚢胞のかたまりです。
腹圧性尿失禁 急に立ち上がった時や重い荷物を持ち上げた時、咳やくしゃみ、笑った時などに尿がもれる。
尿道カルンクル 血尿が出たことがあるわけではないのに、ときどき下着に血がつくことがある。
尿管膣瘻 膀胱から腟に尿がもれ、尿失禁として自覚することもある。
神経性頻尿 頻尿だけで、失禁はみられない。頻尿も睡眠中はなく情緒不安定が慢性化すると強い尿意に悩まされる。
子宮脱 膣に異物感や、引っ張られているような症状。ひどくなるとお腹に力を入れたときなどに子宮が膣に飛び出してくる。
急性膀胱炎 トイレに何度も行きたくなるが、排尿量はごくわずかというのが典型的な症状。
急性腎盂腎炎 微熱・体のだるさ・食欲不振・吐き気といった風邪と似たような症状が出る。
バルトリン腺膿瘍 通常痛みはなく、感染して膿瘍を形成すると局所に痛みを感じたり、赤く腫れて熱感を自覚するようになるなど。
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