これだけは知っておくべき!突き指したときの対処方法

これだけは知っておくべき!突き指したときの対処方法

最終更新:2022年4月13日

主に球技をしているときに多く見られる突き指ですが、日常生活においても突き指をしてしまうことがあります。突き指はしばらくすれば治るとされておりますが、癖がついてしまったり、後遺症が残ったりすることもあると言います。

ここでは、誰もが一度は経験するであろう突き指について、怪我の種類や対処方法について説明しております。

Contents
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▼ 突き指とは

指先に強く物が当たるなどして指を痛めてしまうこと

突き指とは

突き指は、指の第1関節や第2関節の痛みや腫れ、内出血などを伴う怪我のことです。手の指先が多いですが、足の指でも起こることもあります。

親指の場合は指の根本に痛みや腫れが起こりやすいと言われており、症状は痛みと腫れだけでなく、指先が曲がって変形することもあります。

突き指が起きた場合は、骨折していることも考えられます。痛みの度合いが尋常でない場合は、骨折の疑いがあるため、その際は整形外科医師の診察を受けるようにしましょう。

▼ 突き指から想定される怪我の種類

突き指は軽度のものから重度のものまであります。突き指が原因で起こりうる怪我の種類の一例として以下が挙げられます。

指骨骨折(しこつこっせつ)

指骨骨折とは、指の骨が骨折をしていることです。

指骨骨折(しこつこっせつ)

親指を除く4本の指は3つの骨でできており、先端部の骨折を末節骨骨折(まっせつこつこっせつ)、第一関節から第二関節までの骨折を中節骨骨折(ちゅうせつこつこっせつ)、第二関節から付け根までの骨折は、基節骨骨折(きせつこつこっせつ)と言います。

掌側板損傷(しょうそくばんそんしょう)

掌側板損傷とは、指を強制的に伸ばされたときに起こる損傷のことです。

掌側板損傷(しょうそくばんそんしょう)

掌側板は、指の関節の過伸展を防止する役割をもつ線維軟骨です。指の第二関節を専門的な呼び方でPIP関節と呼びますが、指が逆方向に反れてPIP関節が必要以上に伸びてしまうことで掌側板を痛めてしまいます、バレーボールやバスケットボールなどでよく見られます。

ジャージーフィンガー

ジャージーフィンガーとは、指が強制的に過伸展されて深指屈筋腱が断裂する外傷のことです。

ジャージーフィンガー

ラグビーのタックルなど意図しない形で指が服に引っ掛かり、強く引っ張られることで指が損傷します。症状としては第一関節(DIP関節)が屈曲できなくなります。

爪下血腫(そうかけっしゅ)

爪下血腫とは、爪の下の皮膚から出血したものが固まり、紫色(赤黒)に見える病変のことです。

爪下血腫(そうかけっしゅ)

強い力で踏まれたり、金槌などで誤って指を叩いてしまったりすることで爪の下で内出血が起こります。ドアに指を挟んでしまうような軽傷のものも該当します。

側副靭帯損傷(そくふくじんたいそんしょう)

側副靭帯損傷とは、指の横方向から力が加わったことで起こる損傷のことです。

側副靭帯損傷(そくふくじんたいそんしょう)

突き指で来院する患者のおよそ6割が、これに該当すると言われているほど多い症状です。

側副靱帯は関節全体を包む関節包と呼ばれる組織と一体になっており、転倒や手を使うスポーツなどで多く見られます。

剥離骨折(はくりこっせつ)

剥離骨折とは、骨から靱帯や腱などが引き剥がされて生じる骨折のことです。

剥離骨折(はくりこっせつ)

正しい呼び方は裂離骨折(れつりこっせつ)と言いますが、剥離骨折の言い方で浸透しております。

剥離骨折は、骨折部位に腫脹疼痛を伴い初期から激痛が起こることが多く、腫れ皮下出血などを認めます。

マレットフィンガー

マレットフィンガーとは、指の先端部が曲がったまま伸ばせなくなる状態のことです。

マレットフィンガー

日本語では槌指(つちゆび)と言います。指の第一関節が木槌のように曲がった状態になるので、マレット変形とも呼ばれております。

マレットフィンガーは自力で指を伸ばすことができず、反対側の手を使えば指が伸ばせる状態です。

突き指の対処方法

突き指の対処方法

突き指をした際に見るべきポイントとしては、痛み・腫れ・屈曲具合があります。

特に耐えがたいほどの痛みがある場合は、骨折している可能性があるため、すぐに専門医へ受診するようにしましょう。たかが突き指だと軽く見ていると、重症度によっては後遺症となる場合があります。

また無理に患部を引っ張ることは、脱臼神経損傷など悪化を招く可能性があります。
突き指をした際の応急処置としては、指を動かさずに安静にさせておくことが大切です。安静にしていても痛みがあるときは指を冷やすことも良いと言われております。

少し抵抗はありますが、伸縮性のあるテーピングで指を固定できれば対処としては最も良い方法と言えます。

まとめ

まとめ

日常生活の中で、突き指は最も多い外傷だと言われております。特に中高生は様々なスポーツを通し、一度は体験するのではないでしょうか。

突き指は対処が早ければ早いほど治りに影響していきます。放っておけば治るケースもありますが、指の腱が切れている場合は、6〜8週間は安静にする必要があります。痛みがなくても何か指に異変を感じたら、すぐに専門医に相談するようにしましょう。

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